ゲーム理論の授業に関する情報

2006 年度ゲーム理論授業計画

大学配布の履修案内

更新情報

授業内容

講義のタイトルであるゲーム理論とは,「複数の意思決定主体が存在する状況を記述し,分析するための言語」と言われています.現在では,経済学をはじめ,政治学やオペレーションズリサーチなど幅広く応用されています.本講義ではゲーム理論の入門を,応用例を交えながら説明していきます.最終的には分析手法の習得を目指します.具体的には下記に掲載の内容を扱う予定です.

授業計画

0. ガイダンス
1. 数学的な準備
 講義で利用する数学の簡単な準備
2. 意思決定問題
(1) 選好と効用関数(効用関数の存在定理)
(2) リスク下での意思決定(期待効用定理)
(3) 不確実性下での意思決定(主観確率の定理)
3. 戦略形ゲーム
(1) 戦略形ゲームの表現
(2) 行動様式と戦略
(3) Nash 均衡とその特徴付け
(4) 応用例(戦略的貿易政策,産業組織に関する問題)
(5) 不完備情報の表現
(6) Bayesian 均衡とその特徴づけ
(7) 応用例(オークション)
4. 提携形ゲーム
(1) TU ゲームの表現
(2) コア,シャプレイ値
(3) 応用例(投票力指数,都市合併の問題)
(4) 提携を伴う戦略形ゲームの表現
(5) αコア,βコア,強均衡
(6) 応用例(産業組織に関する問題)
5. 展開形ゲーム
(1) 展開形ゲームの表現
(2) 部分ゲーム完全均衡とその特徴付け
(3) 応用例(交渉ゲーム)

時間があればふれる話題

メカニズムデザイン(制度設計),学習理論や進化ゲームの話題,ネットワークの形成,マクロ経済学への応用例など.

評価方法

授業中の貢献度,演習問題の提出回数,期末のレポートによって評価します.また,定期試験をするかどうかは履修者の人数に応じて判断します.
注意! 演習問題の提出回数が5回以下の場合はDとします.

履修上の注意

本講義では,演習問題を毎週課します.演習問題は一人で考えてもいいですし,グループ学習してもよいです.しかし,自分の言葉で理解し,順序だてて書くことが要求されます.

教科書,参考書など

期末テストやレポートについて

期末テストは未定です。 昨年度は毎週提出された演習問題によって評価しました。 6回以上提出を最低ラインします。

課題の提出方法

授業情報に戻る